同市内に住むますりんさんから電話が。
「仔猫がいるの〜!」
愛犬もか君を連れ、ベビーカーを押していたますりんさん。
休診日の動物病院前に置かれた紙袋からの、猫の鳴き声に気付く。
紙袋の中にはタオルと、その上にへその緒がついた仔猫が1匹。
「どうしよう〜」
「ど、どうしよう・・・」
猫と暮らして8年になるが、へその緒つきは見た事ない。
軽くパニック。
とにかく保護だ病院だと、車でやって来たますりんさんと一緒に、近所の動物病院へ。
保護から病院まで1時間以上経っているが、この間にますりんさん、紙袋のまま運んでいいものか近くのペットショップで聞いたところ、タオルの下に使い捨てカイロを入れてもらっていた。
病院の先生によると、生後3日だろうとのこと。
健康状態は問題なさそうだと、哺乳瓶でのミルクのあげ方(実演)や温度管理の注意点などを教えてもらう。
まだ目も開いていない、へその緒もついたままの仔猫。
この状態で母猫から離れて人間が育てるのは大変で難しいと、先生は言う。
1番安心なのは、りょくちゃんが見てくれれば、、と言われたが、
・・・・・・りょくは見ないな(-_-;)
このは、もみじ、あおばと、チビのうちは3匹とも相手にされていない。
すでに情が移っているますりんさん。
3時間置きのミルクも、人間の赤ちゃんと一緒だわと、家に連れて帰ることに。
病院からの帰路、ミルクはもらえたので哺乳瓶と、
気を付けなくてはいけない体温管理のためのペットヒーターを購入。
SSサイズのヒーターに調度いい段ボールももらえた。
自分で体温調整が出来ない仔猫は、常に母猫や兄妹とくっついていないと、どんどん冷えてしまう。
トイレもまだ出来ないので、母猫が全部舐めてあげる。
それを全部人間が代わりにするのだ。
トントンとティッシュで刺激してあげると、チッコをする。ウンチは2〜3日置きらしい。
それから慣れないゴムの乳首をなんとか咥えさせて飲ませる。
表示に従い、1回に作る量は10tだが、ほんのちょっとしか飲まない。
ヒーターの箱に戻すとすぐ寝る。
様子をみながらだが、これが3時間おき。
病院〜ペットショップ〜ますりん家と、車中すでに名前を考え始めるますりんさん。
もかちゃんの弟だから、カカオとかどう?とすっかり他人事のこのっち。
無事に育ってほしいね〜と夕方ますりん家を辞す。
翌朝。
想像以上にパパさんの猫アレルギー症状が悪化(>_<)というメールが届く。
こうして飼主がみつかるまでの1ヶ月間、預かることになった仔猫。
とりあえず、呼び名は「赤ちゃん」。
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10月16日撮影