父焼酎、娘ワインと飲んでるものが違う為、自分で作っていながら、
酒の進まないメニューになったりすることもしばしば。
10日、20時過ぎて開けた泡がどうにも献立に合わず、2杯でやめる。
(いつも何杯かは…スルーでお願いします)
2杯とはいえ、飲んで食べた後の片付けは、ホントに苦痛。。
ダラダラと過ごすも、誰が代わってくれる訳もなし。
21時30分、諦めの境地で炊事用ゴム手袋を手にはめた。
すると父が、
「このはが床舐めてるよ」
あー……(>_<)
パピーの頃から、ご飯を食べたり食べなかったり、定期的(数ヶ月単位)に吐いたりと、このはの胃はあまり丈夫でないらしい。
突然床を隅から隅まで舐めはじめる。
延々と舐めているが、そのうちトイレシーツを端から食べる。
シーツを取上げると、紙という紙を口にいれようとする。
しばらくすると、吐いて落ち着く。
床を舐めるのはともかく、シーツや紙を食べさせる訳にはいかないから、茹でたキャベツを代わりに与えることにしている。
(急いでいるのでレンジでチン)
勢いよくキャベツを食べると、すぐに嘔吐いて、吐く。
なので、床を舐めはじめたらすぐキャベツ。冷蔵庫には必ず常備。
いつもの要領でキャベツを与える。
けっこうな量を食べたのだが、床舐めをやめない。
そのうちキャベツを拒否。床は舐める。
牛乳を少し飲む。床は舐めなくなったが、吐かない。
じっとくっついてくるのでしばらく撫でていた。
すると、落ち着かないようにウロウロしてから、嘔吐きだした。
でも吐けない。何度も嘔吐くが、吐けない。
そのうち白い泡とたんを吐く。
苦しそうにしていて、嘔吐くごとに、なんだか胴が膨らんできた。
どんどん膨らんで、あきらかに異常だ。
かかりつけ医院に連絡。
急ぎ連れてくるよう言われる。
10分か15分か、病院到着。
まだ時々嘔吐いて、泡とたんだけ出てくる。
吐きたいのに吐けず、ガスが溜まって異常に膨らんだ胴体。
小型犬にはほとんだないそうだが、もし胃捻転なら緊急手術を要する。
しかし、かかりつけ医院に夜間スタッフがいない為、対応出来ない。
レントゲンを撮る時間が惜しいと、そのまま夜間病院へ。
タクシーで30分、距離が長い。
ここで外出している弟に、キャベツや皿、鍋など放置しっぱなしで危険地帯(対あおば)となっているキッチンを片付けに、急ぎ帰ってくるよう連絡。
クレートの中では時々嘔吐いて泡とたんを吐くが、向きを変えたり自分で座っている。
ところがあと10分で着くというところで、ぐったりと横になった。
到着、受付に駆け込む。
かかりつけ医院から連絡がいっているので、即診察かと思いきや、
問診表に記入するよう言われる。
「ぐったりしてるんです!」
受付スタッフがクレートを覗く。
「起きてますね」
え?
ほんとだ起きてる。
診察台に乗っても、嘔吐いたり不安そうにしているが、自分でしっかり立っている。
やはり小型犬にはほとんどみられないのと、もし胃捻転ならこんな風に立っていられないだろうと言われる。
レントゲン、口から管を入れて吸引の処置。
そしてレントゲン。
結果...
「キャベツの食べすぎによる胃拡張ですね」
レントゲンに写りこむ、キャベツで膨大した胃が物語る。
なぜ今回に限って吐けなかったのか。
多すぎた量は問題だが、キャベツが悪いということでもない。
元々持っている、胃の弱さも要因にあるそう。
でもとりあえず、膨らんだ胴も戻り、ほっとする。
診察が終わり、クレートに。
荷物を整理しようと、クレートの側面に立った時、
もの凄い鳴き方をしだした。
先生も驚いて見に来るほどだ。
かかりつけ医院に持って行く書類を待つ間、
しゃがんでクレートを覗いていると、伏せして落ち着いている。
ところが受付に呼ばれ3歩離れた瞬間、また鳴き叫びだした。
一緒に外出時、このっちの姿が見えなくなるたび、騒いだり吠えたりするのはもみじだ。
常に気配を消して、他との接触を好まないこのはが吠えることはまずない。
(家の中では大型犬と間違われるほど吠えるが)
「こんな鳴き方したことないんですけど・・・」
「ずいぶん頑張りましたからね〜」
到着時6キロまでになっていた体重は、吸引後5.9キロ。
(1月4日のトリミング時5.8キロ)
しっかり意識のある状態で、吸引の処置。
苦しいのに、ほんとに頑張った。
深夜2時に帰宅。
クレートを出るなり、いつも寝ている父の布団に潜り込んだ。
そのまま朝の10時まで寝っぱなし。
まだ時々気持ち悪そうにしているが、夕方になってご飯も食べる(少し残す)。
連休明け、朝から元気。
ご飯も完食、オモチャで遊んでいる。
かかりつけ医院で測った体重は5.6キロ。
今後、また吐きたそうにした場合に備え、胃薬をもらってくる。
大騒動だったが、いまはすっかり元気だ。
ほんとは一昨日、この記事をUPするつもりだった。
が、診察が終わって受付を待っているくだりまで書いたところで、
お茶を淹れにたって戻ってきたら、あおばがキーボードに乗っていた。
消えた文面と謎の文字の羅列に、気力体力底を尽きる。。
でもやはり、備忘録を兼ねて、記述しておこうと思った。
とりあえず、冷蔵庫の常備野菜リストから、キャベツは外れた。
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